ひとりごと blog page

2008年04月12日 (土) 20:59

朝日新聞

今日、朝日新聞の朝刊に先月東京に行ったときの記事が掲載されていました。
臓器移植法が施行されてから10年、日本の移植医療は法律によって置き去りにされています。丈一郎と同じ心臓病「拡張型心筋症」で年間に約400人もの助かる命が法律によって奪われています。にも関わらず国会は審議することなく、たくさんの犠牲者が増え続けている現状を無視しています。国による殺人行為です。
 
私たちは、法律も何もないところから初めているわけではありません。97年の施行後3年をめどに再検討するという、約束を守ってくださいとお願いしているだけです。
当たり前のことをしてくれと言っているのです。
しかし、色々勉強していると、臓器移植法は様々な方面からの意見があり、逆に臓器移植法そのものを、止めさせようとする大きな団体もあることも確かです。

もし家族が脳死と判定されたら、私も「まだ温かいのに死んでない」と思ってしまうかもしれません。でも脳死を人の死と認めない方も、もし「心臓移植しか助かる道はない」と宣告されたらきっと、「脳死」を認めてほしいと願うのではないでしょうか?

今回は想像よりスペ-スも広く載せていただいたので、新聞記者の方に感謝します。
昨日連絡が入ったときは、記者の方が狭くなってしまったとあやまっていたので・・・。

今日は午後からとてもいい天気でした。「こんなお天気のときは友達と遊びに行ってたな・・・。」とか感じるもの見るものすべてにおいて「丈一郎がいたときは・・・だった。」
と思い出してしまい、桜の素晴らしい季節も、とっても辛い季節に感じてしまいます。
おいしいものを食べようとしても、何となく申し訳ない気持ちがします。

丈一郎、いまも家にいるよね。姿が見えないだけだよね。いつもどおり勉強したり、ご飯食べたり、学校いったり、ポケモン見たり、ゲ-ムしたりしてるよね。
丈一郎が伝えようとしていることが、少しでも感じて理解できるように努力します。

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