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2009年06月20日 (土) 23:43

可決

梅雨入りし、今日は暑くて今年初めてクーラーを入れました。
気温34度でした。真夏はどうなることやら・・・。

やっと臓器移植法改正法案が衆議院で可決されましたね。


今日は鳩山前総務大臣の奥さまと、秘書の方が来られました。

 

最近、複雑な思いがあり、

しばらくブログを閉鎖し申し訳ありませんでした。

本を出版して以来アクセス数が5万を超えました。

いつまでも丈くんをおもって下さって本当にありがとうございます。

 

実は、先日の自民党の勉強会でC案支持者のある議員が討論され

丈一郎を名指しで批判していたそうです。
本を読んでくれたのでしょうね・・・。

 

丈一郎がドイツベルリンに渡航しようとした理由のひとつに、

免疫吸着療法(血漿交換)という治療を受ける為の理由がありました。

その議員は日本の心臓血管外科医療が不十分なために、

海外に行かなくてはならない子供の1人として、丈一郎を紹介していたそうです。

 

このような医療ができないことが、
日本で移植をまだ勧めるべきではないことの例として説明していたそうです。


確かに丈一郎の場合、血漿交換を受けることも一つの渡航の目的でしたが、

あくまでも、血漿交換はバックアップとして心臓移植があるから、

出来る医療であることを紹介せずに、逆手に取った説明をしていたそうです。


その話を聞いたとき、移植反対議員のお蔭で、

10年以上も法改正がなされず丈一郎をはじめ多くの子供たちが、
天に召されたのに・・・と、本当に涙がでるほど悲しく、
無力な自分が情けなくて仕方がありませんでした。


いいとこ取りをして、自分の討論に丈一郎を利用するなんて・・・。

 

言い変えれば、自分が殺した子供たちを利用して、
さらに子供たちを救えないよう
していることに、改めて怒りを感じました。

丈一郎の死はなんだったのでしょうか?

 

私はこの議員に発言の撤回を求めるとともに人道として絶対に許さない。

 

逆の立場の方も、状況が違うだけで愛する子供を助けたい。その思いを伝えたい。
という気持ちは一緒です。

私が間違っているのかもしれませんが、感謝のお気持ちと配慮する気持。
その上で移植医療が成り立っているものだと私は思っています。

 

今日は福岡で麻生総理大臣の事務所開きがありました。

間もなく解散総選挙です。

 

一日も早く法改正が実現することを祈っています。














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これを最後のコメントにしようと思います。 阿部議員の丈君を例に挙げてのA案反対の発言に関しては、僕も本当に悔しい思いです。彼女はC案は決して移植医療を後退させるものではなく、人としての尊厳を守りながら前進させていく法案だと訴えています。完全に嘘だと思います。彼女は移植医療自体に反対をされています。だから国内での移植はだめでも、渡航移植は認めるというような、馬鹿げた発言をされるのではないでしょうか?移植ツーリズムは正規の渡航移植も含んでいます。心ない意見を聞くこともご両親には多いと思いますが、いつも応援しています。
by 優ぱぱ | 2009年06月22日 (月) 12:44