「子供たちに日本で臓器移植を・・・」
ひとりごと
08-01 (Sat) 10:27
11才の誕生日
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お久しぶりです。
今年の梅雨は雨がよく降りますね。
8月になっても梅雨明けしないのは初めてではないでしょうか?
福岡では先日の集中豪雨での土砂災害の影響で、高速道路の一部通行止めになっています。開通はお盆に間に合うかどうか?とのことです。
いろんな思いがありブログを更新できず、
せっかく丈くんに会いに来て下さった方には
申し訳なかったと思っています。
またアクセス数が6万を超え、いつまでも
丈一郎を思って下さっていることに
感謝いたします。
丈一郎が亡くなって1年半が過ぎました。
その間、本を出筆したり、国会に陳情に行ったりといろんな体験をしました。
12年ぶりに臓器移植法が改正され、今振り返ると、移植に関わる人は法改正を求め、
脳死を受け入れられない人はそれに反発する。平行線を辿るだけで前に進まなかった。
法改正も逆の立場の方々のお気持ちを思うと「よかった・・・」とは言えない。
しかし脳死は脳幹が機能せず生命維持できないという意味であり、
命の尊厳とは別の問題だと思う。人によってさまざまな死生観はありますが、
私は「脳死は人の死」だと思っている一人です。
最後の終末期医療で医師と患者家族が命とどう向き合うのか・・・。
その先に臓器提供の話があるように思います。
8月2日は丈一郎の11回目の誕生日です。
今日、お友達のりょう君がケーキを持ってきてくれました。
覚えていてくれたことに大変驚き、また感激しました。
真っ黒に日焼けした彼は、夏休みをとても満喫しているようでした。
その姿はやっぱりうらやましかったな〜。
私の方には数カ月ぶりに、丈くんが夢にでてきてくれました。
体は一回り大きくなり背が伸びていました。髪が少し伸びていたかな?
いつもの夢で出会う丈一郎はパジャマ姿でしたが
服を着ていて、とても元気にしていました。
生前のように湯船に気持よさそうにつかり、あまりに長いので心配で見にいくと、
目と鼻と口だけが出ている状態で、「あっ、寝ようとした。」と、あわてていました。
それから、部屋中を力強く走り回っていました。
私は思わず「そんなに元気だったら、お勉強したら?」と言ってしまいそうになりました。
はっきりとはしませんでしたが、家族で一緒に生活しているようでした。
「以前は施設にいると言っていましたが・・・(笑)」
そして、「お母さん、僕、ウニが食べたい!」と言っていました。
いつもだったら、お寿司は、タマゴとエビだったのに・・・。
「やっぱり、成長している!」と確信しました。
丈一郎は私と良く味覚が似ていましたので、ウニが好きになってもおかしくありません。
ぼんやりした夢のときもありますが、このようなリアルな内容は現実に近いのではないかと
思わずにはいられません。
丈一郎くん、またみんなに会いに来てね。
あまりにあなたからの連絡がないと悲しくなってしまいますよ。
姿は見えないけれど、いつもずっと一緒だよ。
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(c)丈一郎くんを救う会